松本市岡田東土地区画整理事業の道路・宅地・用排水施設等の実施設計を行いました。
現地の様子
技術者のこだわり
実施設計では、基本設計をベースに、予算内で実際に工事が行えるよう設計図を作成します。ただし土地区画整理事業では、造成地の一部を売却して事業費を賄うため、その収益の範囲内に工事費を収めなければいけません。住宅地としての利便性や安全性、維持管理のしやすさ、予算のバランスを取りながら、使用する側溝や擁壁の大きさなどを決めて設計を行いました。
データ
所在地 | 長野県松本市岡田下岡田 |
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発注者 | 松本市建設部都市政策課 |
業務期間 | 2016.09.01~2017.03.17 |
担当支店 | 松本 |
設計項目 | 区画整理測量 1式 基本計画設計 1式 |
概要 | 松本市岡田東土地区画整理事業において、事業着手のための基準点や境界、地形の測量と、道路や宅地、用排水施設および公園等の実施設計を行いました。 |
下水道は通常、幅4m以上の公道に埋設した下水管で低いところへ向けて自然流下させますが、この地区は最も低い場所が行き止まりになっています。このようなとき、高いところへポンプで汲み上げることもありますが、将来的にポンプ交換等の費用が発生してしまいます。この地区では関係者と協議を重ね、公園等の用地を活用することで、ポンプを使わず管理コストを抑えることができました。