プロサッカーJリーグの「松本山雅」がメイン練習場として使う、かりがねサッカー場の基本設計、実施設計を行いました。
現地の様子
技術者のこだわり
基本計画の段階では、サッカーコートと交流スペース、駐車場、観客席の配置などゾーニング案を比較して、コート利用者や観客の動線に配慮した案を提案しました。鳥瞰図やイメージパースを多く作成して、より地域の人にわかりやすい計画とすることを心がけて、設計を進めました。
データ
所在地 | 松本市かりがね |
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発注者 | 松本市建設部 建設課 松本市教育委員会 教育部スポーツ推進課 |
業務期間 | 基本設計:2013.05.10~2013.08.30 実施設計:2013.11.05~2014.03.20 |
担当支店 | 松本 |
設計項目 | 測量業務 基準点測量 現地測量 路線測量 横断測量 公園基本設計 与条件の細部検討 1 式 諸施設の検討及び設定 1 式 基本設計図の作成 1 式 概算工事費の算出 1 式 基本計画説明書の作成 1 式 鳥瞰図及び透視図の作成 1 式 設計協議 1 式 |
概要 | かりがねサッカー場、市道2165号線及び2572号線の実施設計業務を行った。造成設計では敷地面積3.6haに人工芝及び天然芝サッカーコート各1面と交流スペースの計画を行った。各コートには観覧席の計画を行い人工芝コートには照明施設を設置した。交流スペース内にはフットサルコートや避難所として利用可能な膜構造物を架けたエリアを設置した。なお計画地は軟弱地盤であるため、構造物の基礎処理及びコートの不等沈下対策を施した。また排水処理は流末に計画地の排水流量に対応する排水路が存在しないため貯留施設を計画した。道路設計では、道路規格3種4級の市道2路線について道路実施設計を行った。 |
地元のサッカークラブ「松本山雅」はファン・サポーターの熱い応援が有名です。選手やサポーターがいつも通う施設として使われており、地域に貢献できているな、と感じます。